モンテッソーリの考え方では集団よりも個別活動を重視します。
そのため子供自身が自分の活動を選び自分のリズムで個別活動を行います。
また子どもの中の自発性を大切にするため、子どもに自由な環境を提供することを重要視します。
モンテッソーリは子どもをしっかりと観察することに注目します。観察から得た事実をつないで子供の成長の方法を客観的に捉えるという手法をとるため科学的教育法といわれます。
一方シュタイナーは子どもは周囲の大人を模倣して育つとしています。
そのため子供が落ち着くような静かな環境を整え、施設や身につけるものは自然な色調であるべきだとしています。
また人格の80%は幼児期に育ち、早期教育は子どもに悪影響を及ぼすとしています。シュタイナーは自然に子どもが育つ環境を整えることを重視する点でモンテッソーリと違いがあるといえます。
このように幼児教育においてモンテッソーリとシュタイナーは注目されることが多いですが、子どもに対する考え方には違いがあります。
最終更新日:2020/3/5